心に秘めている大切な想いを、勇気を出して誰かに伝えたことはありますか?そのとき、相手はどんなふうに返してくれたでしょうか。

sharing loveの原点の人

私も、大切な想いを勇気を出して伝えたことがあります。その相手は、私に愛の大切さを伝えてくれた人であり、私の今の軸“sharing love”を大切にしている人です。その人と出会えたからこそ、私は“愛をわかちあうこと”と向き合う素晴らしさを知りました。

その後私は、“sharing love”を軸にしようと決めました。そして「あなたが私に愛について想いを伝えてくれたから、今の私がいる」そんな感謝の気持ちを伝えようと思い、勇気を出して話しました。

私が話している間、その人はうんうんとただただ聴いてくれていて、大切な想いを話してくれてありがとうと言ってくれました。そう言われて私は「話せてよかった...言えてよかった...」と心が安心しました。

大切な想いを話したことへの感謝がsharing love

「大切な想い」は「大切」だからこそ、ずっと心にしまっておきたかったり、言えなかったりするものです。それでも、「あの人なら言っても大丈夫かも」と心の底から思える人にだけは、言えるようなものかもしれません。

私も、その人に話す前にどう伝えようか、どんな気持ちで伝えたらいいか、色々迷い、ようやく話せました。そんな気持ち・行動に返してくれた「大切な想いを話してくれてありがとう」は、お互いが相手にせいいっぱい向き合っていたからこそ生まれた一言なのかもしれない。私はそう思いました。

長い助走があるかもしれない、と想いを馳せること

大切な想いを話すのにかかる時間は、数分や数十分くらいかもしれません。しかし、「話せたらいいな」「話しても大丈夫かな」「話したいな」「どうやって話そうかな」...と、とても長い助走があってたどり着くものだったりもします。

相手が話す「大切な想い」は、人生で初めて人に言うことかもしれないし、大切な人にも言えないことかもしれません。その真実は分からなくても、分からないからこそ、話してくれたことへの感謝をすることは、とてもあたたかいことだと思うのです。

相手が話している時の表情や言語化具合、身振り手振りなどをありのまま感じ、相手がどんな助走をしてきたのか、想像して聴くことがsharing loveなのかもしれません。