誰かと何気なく話しているとき、そんなつもりがなかったのに、急に心のプライベートゾーンに入り込まれて嫌な気持ちになったことはありませんか?もしその前にどんなやりとりがあったら、嫌な気持ちにならずに済んだでしょうか?

深ぼってもいい?

私自身のこれからの生き方について、少しもやもやを抱えていたある日、いつも穏やかに接してくれている友人にそのことを話してみようかなと思いました。

世間話から始まり、本題を話し始めて何ターンかやりとりをしているうちに、その友人が一言。深ぼってもいい? と言ってくれたのです。

そのとき、とてもありがたいなと感じたことを、当時の体感覚とともにおぼえています。

意思の確認作業

話を切り出したのは私ですし、その人に聴いてほしいと思って話しているわけですが、意思の確認があったことで心に落ち着きがうまれました。

気心知れた間柄だと、そうした意思の確認作業をすっとばしてしまうことがあるかもしれません。でも、決して歩みを急がず、確認をとってくれたことがとても嬉しかったのです。

心地の良い他者同士とは...

私は「相手が聴いてほしいと言ってるし...」という思考に頼りすぎないことが大切なのだと思います。

心地の良い他者同士であるために、どんなに小さな事柄だとしても、各々の関係性のなかで必要な意思の確認作業があることが、sharing loveな関係性を創っていくために必要なのかもしれません。